デジタルメモ ポメラ DM10
「ポメラ DM10」は電子製品ですがITツールというより、事務用品やビジネスツールという方が適切かもしれません。いわゆる電子メモなのですが、このタイプの記録型製品は、過去にもたくさんの製品が出てきては消えていった分野です。
現在でも、記録の方法としてボイスメモやモバイルブックなどが使われていますが、本命とはいえない状況です。そんな厳しい状況にありながら、この「ポメラ DM10」は、発売されて以来、多くの人に支持を受けヒット商品にもなっている稀有な存在です。
少し製品の内容についてお話しますので、ビジネスマンの方に参考にして頂けたらと思います。デジタルメモ「ポメラ DM10」は、事務用品でお馴染みの株式会社キングジムが開発した製品で、大きさは文庫程度の小さなものながら、まるでノートパソコンに匹敵するような打ちやすいキーボードによるスピーディーな文字入力を実現した今までにはないタイプのビジネスツールです。
「ポメラ DM10」のポイントのひとつであるキーボードは折りたたみ式になっていて、広げると充分なキーの大きさになり、スムーズな文字入力が可能です。 液晶画面も4インチあり、無理なく文字を確認できるものとなっています。スタートは、電源スイッチオンから約2秒で起動するので、パソコンでは間に合わないようなタイミングでも対応できます。
電源の無い場所でも乾電池による連続使用20時間という長時間駆動なので不安はありません。「ポメラ DM10」はそれこそ、いつでも何処でも持ち歩くことができ、メモ感覚で手軽に文章入力が可能な、待望の製品だといえます。
こうして出先でメモした内容については、テキストデータとしてパソコンに転送ができます。これなら後からゆっくり編集加工もできるので無駄が少なく、大量の文書作成も効率化出来るでしょう。
ポメラ DM10は手軽に携帯できる
現在、殆どの方はビジネス文書をパソコンで作成していると思います。しかし、手書きのメモを見ながらだと、「文字が読みにくい」、「メモを紛失する」、「パソコンで作成する際に結局再度書き起こしが必要」など多くの不満が存在しています。
では、最近、軽量小型化が進んでいるノートパソコンはどうでしょう、やはり起動と終了に結構時間がかかり過ぎる、バッテリーが長持ちせず長時間使用出来ないなど、実際のメモとして活用するには不便な点も多いうえに更に、最近特に注視されている情報漏えいの点から、会社のノートパソコンの社外持ち出し禁止という企業も増え、活用する場がかなり限定されているのも大きな影響点です。
そんな背景下、デジタルメモ「ポメラ DM10」なら問題がクリアされます。これなら手軽にどこにでも携帯でき、迅速なスタートでスムーズに文章入力が可能です。
企業としても、携帯電話のような扱いで備品にすることも出来ると思いますし、個人で購入しても損のない愛用アイテムになるのではないでしょうか。